守備妨害をした阪神・西岡剛の真意とは!? [プロ野球]

10/30、日本シリーズはソフトバンクの優勝で終わりました。
しかし、結果そのものよりも
「守備妨害で試合終了、日本一決定」という前代未聞の珍事に、
全国のプロ野球ファンが騒然となりました。

すると、この出来事の主人公である、阪神・西岡剛選手が、
自身のフェイスブックで「守備妨害」の真意を綴ったそうです。

ことが起こったのは9回表、
1-0と1点ビハインドの阪神の攻撃、1死満塁で打者・西岡。
3ボール、1ストライクから打った打球は、一塁真正面のゴロに。
この瞬間「併殺(ホームゲッツーで試合終了)を確信した」と西岡。
一塁・明石が本塁へ投げてフォースアウト。
捕手・細川が一塁へ投げると、
送球が打者走者・西岡の左手に当たります。
これは西岡がファールライン内を走っていたとして
「守備妨害」を取られ、1-0で試合終了となりました。

このプレイについて、西岡選手は
次のようにコメントしているそうです。

「ラインの内側に入って送球が当たれば、
守備妨害になるのは百も承知です。
その上で、打った瞬間ゲッツーになると思ったので、
少しの可能性にかけて内側から外側に走って行くものを、
ライン上スレスレを走って体に当たれと思いながら走ってました。
僕は送球が当たるときに足が外側にあればいいと思って走ったので、
僕なりにルール上ギリギリのプレーはしたつもりでした」

もしルール通りにラインの外側を走っていたら、
ただの併殺で終わり。
しかしラインぎりぎりに走れば、
送球が体に当って併殺を免れるかもしれない。
そして、審判が守備妨害を見落とす可能性もなくはない・・・。
もちろん可能性は低いけど、
西岡はそんな一縷の望みにかけたわけです。

今回の一件で西岡を非難する人もいると思いますが、
あれは単なるうっかりミスではありません。
「守備妨害」を承知の上での、イチかバチかのプレイだったのです。

まさに、本人曰く「ルール上ギリギリのプレイ」。
それを一瞬の判断でやったのけた西岡に、
プロとしての執念を見た思いです。



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