最近のサスペンスドラマの傾向とは? [ドラマ]
秋クールのドラマも続々と最終回を迎えています。
先日、「砂の塔」が最終回を迎えましたが、
ストーリーを通して取りざたされていたハーメルン事件の犯人が、
まさかの生方コーチ(岩田剛典)と判明しました。
この衝撃の結末に驚いた視聴者も多かったようです。
ことあるごとに菅野美穂演じる主人公を助けたり、励ましたり・・・
本編では良心の塊のような描かれ方をしてきた彼が犯人だったわけですから。
「IQ246」も最終回になりましたが、
Mと言われていた黒幕は中谷美紀演じる森本でした。
彼女は、序盤から主人公の法門寺(織田裕二)の能力に興味を持っていた人物ですが、
これも意外な展開と言えば意外でしたね。
このように最近のサスペンスドラマでは、意外な人物、
特に主人公の身近にいて、ややもすると味方に近い人物が
真犯人とか黒幕になっているケースが多いようです。
前のクールになりますが、「そして、誰もいなくなった」では
藤原竜也演じる主人公をずっと苦しめていた黒幕が、
あの虫も殺さぬような優しい青年・日下瑛治(伊野尾慧)でした。
しかも主人公の弟だったという驚き設定!!
話は逸れますが、最近試写で観た、ある洋画もそんな設定でした。
主人公に優しく、目をかけてくれた人物が、実は悪の黒幕だったという。
(ネタバレになるので、タイトルなどは言えませんが・・・)
どーも最近、こういう設定がトレンドのような気がします。
まぁ、制作者側も大変ですよね。
視聴者をいい意味で裏切る結末にしなくてはいけないので。
でもこういうドラマが続いているので、
ドラマの中で絵にかいたような善人が出てくると、
「こいつ、怪しいな」と、ついうがった目で見てしまいがち。ww
来年あたりは、善人キャラが怪しいと思わせておいて、
さらに裏をかくようなドラマが出てくるかもしれませんね。
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